会長挨拶

会長 市村昌久
歯科医師法の第1条に、「歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」とあります。
歯科医師は、生活の質を高める医療と言っても過言ではありません。日本は世界一の長寿社会を達成し、高齢化が進んだ国民になりました。
平成元年に8020運動が始まった当時は、達成者が7%あまりでしたが、平成23年の歯科疾患実態調査(6年に1回実施)では、8020達成者が38.3%となり歯を長期に渡り残すことが可能になりました。
しかしながら、歯が20本以上残っていても、むし歯や歯周病など多くの問題を抱えているのも実態であります。
私達、小樽市歯科医師会会員は、小樽の地域特性・人口構成に合わせた、これからのアクティブ・エイジング(生活の質を低下させることなく、社会参加を続けながら、年を重ねていくこと)により、地域住民の生活の質を向上し、明るく・元気で笑顔に溢れ、安心して暮らせる社会を創造することを目指します。
そのためには、地域に適応し貢献できる歯科医療を構築していくよう鋭意努力し活動してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。